8月13日早朝にペルセウス座流星群が極大を迎える

8月13日早朝にペルセウス座流星群が極大を迎える

毎年、この時期(お盆頃)にペルセウス座流星群が極大を迎えます。

活動時期は毎年7月17日~8月24日頃となっています。
流星群の極大は今年は8月13日の早朝(日本時間午前4時30分頃)とされていますので、12日の深夜から13日の明け方がチャンスということになります。

流星は、過去に彗星などが残した塵(チリ)と地球の大気とが衝突することで発光します。
ペルセウス座流星群の元となる彗星(母天体)は、1992年に太陽系に最接近したスイフト・タットル彗星(109P/Swift-Tuttle)です。

今年は最大で1時間に20~25個ほどの流星が見られると予測されています。
今年は、12日の月齢が4となっており、21時34分に細い月が沈むため、月明かりのない条件となっています。
こうしたことから、今年は8年ぶりにペルセウス座流星群が好条件とされています。
12日夜は全国的に雨の予報となっていますが、14日くらいまではペルセウス座流星群が多く見られる可能性がありますので、晴れ間があったら少し空を見上げてみて下さい。

年間を通じて有名な流星群として、1月しぶんぎ座流星群、8月ペルセウス座流星群、12月ふたご座流星群とありますが、1月・12月といった寒い冬の時期でなく、温暖な時期に見られる流星群として、このペルセウス座流星群がオススメとなっています。

参考:国際流星機構(IMO)[英語]